賃借料とは
動産を借りたときに支払う料金をいいます。動産とは不動産以外のものって書くと専門用語っぽいですが、車や機械、コピー機などの土地、建物以外のもののことを言います。考え方自体は地代家賃とほぼ同じなのですけれどね。
具体例
・レンタル料
・機械賃借料
・工具器具レンタル
・購入ではないリース取引
・販売スペースレンタル
・レンタル会議室
・オフィス家具レンタル
・レンタカー
最近は小物であってもレンタルすることができるようになりました。一昔前はレンタルってレンタカーとか重機とかそのくらいのイメージしかなかったのですが、たくさんありますね。レンタル彼氏とかレンタルおやじとかもありますし、レンタルできる幅が広がっていますね。レンタル彼氏とかはレンタルって名前ですけれど外注費の方が正しそうですけれどね。
仕訳方法
機材一式を借りた
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | 摘要 |
賃借料 | 40000 | 普通預金 | 40000 | 機材賃借 |
コピー機リース料1年分を契約時に一括で支払った
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 | 摘要 |
賃借料 | 360000 | 普通預金 | 360000 | コピー機12か月分 |
前払い契約の場合は事業年度に対応する期間でしか経費にはなりません。
例えば、1月~12月が事業年度だとして契約した日が10月だとすると、10~12月の3ヶ月間しか経費に計上できません。その時は前払費用という科目を使います。
ただ、支払日から1年以内の期間のものを毎期継続的に同じ処理すれば払った年度の賃借料として処理できます。
まとめ
借りるという点では地代家賃と同じです。ただ、長期間借りる場合は前払費用にしたりしなくてはならないので、契約期間を確認しなくてはならないですね。リース契約の場合は、購入と同様に考える場合と、支払の都度賃借料に計上する場合と別れますので注意が必要になります。
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