会議費とは
会社の内部外部を問わず会議や打ち合わせ、商談で使った費用のことを言います。交際費と混同される科目ですが、業務上で必要な相手と会議をしたのかで分けることになります。飲食が絡むときは金額基準で交際費と分けたりもします。
具体例
・会議用弁当代
・打ち合わせでカフェを使った
・会議用お茶菓子
・会議用飲み物
・会議室使用料金
・会場使用料
・備品レンタル料
など、飲食を絡まないものであれば一目で会議費だとわかりますが、取引先と食事を兼ねて打ち合わせしたとなると「会議費」なのか「交際費」なのかわからなくなりますよね。
会議費と交際費
飲食がらみの会議では金額基準で会議費と交際費の線引きをしています。一人当たりの金額が5000円で線引きされています。
5000円以下→会議費
5000円超→交際費
処理の判断はここで考えることになりますね。
食事しながら打ち合わせであったとしても、5000円超えてくるとかなり豪華な食事になりますよね。そうするともう接待みたいなものでしょう。私も5000円以上のコースで食べてみたいです。
仕訳方法
商談で喫茶店を利用した
（借）会議費 1000 （貸）現金 1000（摘要）喫茶○○
ホテルの会議室を借りた。弁当も頼んだ。（一人1000円）
（借）会議費 5000 （貸）現金 5000（摘要）ホテル○○会議室
（借）会議費 5000 （貸）現金 5000（摘要）ホテル○○弁当代
商談のため料亭で食事兼打ち合わせをした。（一人12000円）
（借）交際費 48000 （貸）現金 48000（摘要）料亭○○
会議費であっても交際費と同じように誰と行ったかは領収書の余白に記載しておきましょう。交際費のような厳密なルールとして決まってはいませんが、何に使ったのかがわかるようにしておくと自分が振り返る時にいいですよ。
まとめ
会議費と交際費で迷うことが多いかもしれませんね。でも5000円基準があると覚えておけば処理するときもわかりやすくなると思います。交際費になると税金計算する上で損金にできないこともあるので、できるなら会議費扱いにしたいものです。
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