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取引内容等

会社によってやり方がまちまちなのが旅費の精算方法です。従業員が立て替えて、随時精算をする会社もあれば、月末にまとめて精算する会社もあります。また、会社によっては旅費規程を定めてそれに従って支給するところもあります。

今回はパターン別に考えてみます

勘定科目と仕訳

随時精算の場合

従業員が立て替えた旅費を精算した

借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
旅費交通費 5000 現金 5000 ○○旅費 8/2

この場合は随時精算なので仕訳も楽ですし、管理もし易いです。ですが、経理担当者は頻繁に作業するので効率が悪いですね。

まとめて精算する場合

従業員から一月分の旅費をまとめて提出してもらった。

借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
旅費交通費 25000 現金 25000 ○○旅費 8月分

ここではシンプルにするために現金で精算してしまいましたが、給料と同時で振込したり全従業員が提出されたら一気に精算することもあります。

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旅費規程を設定している場合

行先ごとに旅費支給規定を定めている場合

借方科目 金額 貸方科目 金額 摘要
旅費交通費 15000 現金 15000 ○○旅費 8/2出張分

旅費規定が存在する場合は出張記録やレシートを提出はしてもらいますが、あくまで規定に基づいて支給されます。実際に従業員が8000円使ったとしても、規定で1万円になっていれば1万円支給されます。逆もまたしかりですけれどね。

まとめ

今回は旅費の精算をしたときの仕訳について紹介しました。旅費の管理は会社ごとにやり方が異なりますから、会社にあった方法を考えてみましょう。

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